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最近ちょっと太り気味なんで
ダイエットという言葉に敏感になりました かといって何をするわけでもないんですが・・・ 次から次へと耳にする健康情報にダイエット法や美容法。効果があるのかどうか、逐一自分で確認するこのごろです。 そこで、ちまたでよく言われるダイエット法の都市伝説について、その真偽のほどを、糖尿病専門医で大阪府内科医会会長・ふくだ内科クリニックの福田正博(ふくだ・まさひろ)先生にうかがいました。 ■伝説1・カプサイシンはダイエットに効果がある!? 「カプサイシンダイエット」という言葉を聞きますが、効果のほどはどうなのでしょうか。 「とうがらしやキムチに含まれる辛味成分のカプサイシンは、脂肪を燃焼して、エネルギー代謝を促すので肥満予防になります。カプサイシンを含むものを食べると体が熱くなるように感じたり、汗をかくのは、エネルギー代謝が盛んになっている証しです。 またカプサイシンは、血液の粘度を下げるので、血流を促して冷え性やむくみを解消する効果もあります。 ただ、カプサイシンはあくまで薬味です。薬味は、料理の味を引き立てつつ彩りを添え、ほかの食材の成分と調和して食欲を調整してエネルギーの代謝を促します。ですから、単独で減量効果が期待できるものではありません。 カプサイシンを含む料理だけを食べ続けるということは現実的に不可能ですし、仮にそうしたとしても刺激が強くて胃腸に悪影響を及ぼすだけでしょう」(福田先生) ■伝説2・コーヒーはダイエットに有効!? コーヒーを飲むと太らないというウワサ、真相は? 「最近の医学的研究で、コーヒーが糖尿病の改善に効果があるというデータは出ています。複数の成分について根拠があるのですが、一つには、『コーヒーに含まれるクロロゲン酸という物質は、細胞が糖分を吸収するのを遅らせ、血糖値(血液中の糖分の割合)を下げる効果がある』という報告があります。 ただしこれは、血糖値の調整の話であって、減量に有効だというデータではありません。 血糖値の調整にしても、コーヒーをどのようにして飲んでいるのかが問題です。 コーヒーが好きで、自分で入れるコーヒーやお茶はカロリーゼロだから太らないと思いかちですが、毎日何杯もミルクと砂糖を入れていると確実に太ります。 紅茶やコーヒーにスプーン2杯の砂糖を入れると、カロリーは12キロカロリーとなり、これにミルクやクリームを入れると23キロカロリーとなります。 減量したい場合は、少なくとも、ブラックで飲む、缶コーヒーなら無糖タイプを飲むようにしましょう」(福田先生) ■伝説3・カロリーオフの食べ物なら、いくら食べても太らない!? カロリーオフとある以上、太らないようにも思いますが……。 「市販のフードやドリンクに書いてあるカロリーオフやカロリーゼロという表現は、『健康増進法』に基づく表示です。 低、ひかえめ、小、ライト、ダイエット、オフといった「低い」意味の言葉を表示するには、食品の場合は100グラムあたり40キロカロリー、飲料の場合は100ミリリットルあたり20キロカロリーという基準値以上のカロリーが減少していること、とされています。 また、食品も飲料も100gグラム(100ミリリットル)あたり5キロカロリー未満であれば、『カロリーゼロ』、『ノンカロリー』と表記してもよいと決められています。 ですから、「カロリーゼロ」と表示された350ミリリットルの缶ジュースは、本当は0キロカロリーではなく15キロカロリーだった、という場合があります。 つまり、いくら食べてもカロリーゼロ、というわけではありません。 低カロリーの飲食物のカロリーは、成分表示が100グラムや100ミリリットルあたりで表記されていることが多いため、一商品あたりに置き換えて計算しなければならないという点についても注意をしてください」(福田先生) 3つの伝説の検証をしましたが、いかがだったでしょうか。ちまたのダイエット法も、自分の生活に取り入れる場合は、きちんと調べる必要がありそうです。 PR |
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